2012年5月29日火曜日

シーラカンスに会ってきた!

今回取材で訪れた場所は。。
今、TVや雑誌でもよく取り上げられている今沼津港で一番HOTなスポット
沼津深海水族館シーラカンス・ミュージアムです!!

この水族館は、昨年の12月にオープンしたばかりで、展示されている魚たちは、
主に深海の生物!さらに、珍しい動物達にも会えるのです!
館長の石垣さんから貴重なお話を聞くこともでき、深海の世界を楽しんできました!

Under the sea, under the sea~ Let's explore the deep sea together ~♪

入館してまず最初に私たちを迎えてくれたのは。。

おや?なにもみえません。。
この曇りガラス。。
中が全く見えないですけど~(>o<)
これは、瞬間調光ガラスという特殊なガラスで、1分間のうちの4分の1秒、つまり15秒間しか中を見ることができないというちょっとじらししい水槽なのです!
でもしっかりわけがあって深海の、
「ミステリアス」な世界を表現しているそうです。
この水槽は、日本初の試みだそうです!
すごい!





すぐはいったところに、それはそれは大きなダンゴ虫が。。。

ではなく、これはオオグソクムシです。
じっとしたままで全く動きません。

餌の時間になると動くみたいです。








左:深海生物 右:浅海生物

ここでは、深海生物だけ展示しているのではなく、浅い海の生物も展示されていて、深い海の生物との比較ができます。
左が深海にいるエビ。右が浅海にいるエビ。
深海は光が入ってこないので、暗いです。
暗い中では目は全く役に立ちませんので退化し、目の代わりとなる触覚が発達しているのがはっきりと確認できます!







おなじみのさかなも勢揃い

見た目はクモ。でもカニです!

水槽に。。。ゴミ??
 左の写真はダイビングスポットでおなじみ、沼津の大瀬の海の中を表現した水槽です。
魚たちが元気に泳いでいるその横には・・・じ、自転車?
このオブジェは、自転車を実際に海に沈めて海のゴミを蓄積させて作ったものだそうです。台風で流されて何度か捜索したという裏話も!!





このゴミの中に魚たちが卵を産んだり、生活するという、リアルなこだわりのある見せ方をしている一方、「環境を見つめなおす」という深いぃメッセージが込められているのです!



これは、石垣島のサンゴです。環境の変化などで激減してしまったサンゴ礁の復活を目指し、水槽の中でサンゴを育てています。

ひとつひとつタグがつけれていて、厳重に管理されているのがわかります。

成長したサンゴは、石垣島の海へ帰っていきます。






桜えび
右に見えますのは。。(写真ぶれていますが。。)
駿河湾名物の生桜えびです!!
なかなか生きている桜えびを見ることはできないそうです!
なぜなら、飼育が難しい為です。
とても繊細で、写真でもわかるように、長いひげが、とれてしまうと、それだけで死んでしまうんだそうです(><)
なので、他のエビのひげと絡まってしまうと大変です!!
生きている桜えびは透明で、とてもきれいでしたよ(^^)
この展示は期間が限られているので、見られない場合があります。ご了承ください。












深海の光コーナーでは、深海魚のヒカリキンメダイが発光しながら泳ぐ姿が見られます。

海中のプラネタリウムの様で、とても美しいです。
ぜひ生で鑑賞してください!









2階に上がるとシーラ爺がお出迎え♪



2階に上がると、いよいよ水族館の目玉、シーラカンスに会えます!

2階も面白い展示がしてありましたよ!!













実際にシーラカンス捕獲の為に使ったカヌーも展示してあります。
シーラカンス調査地を再現されています。
展示品がどれも目を引くものばかり!虫にも会えますよ。。
懐中電灯でかくれんぼしている虫をさがせます!
学者になった気分♪
二階では、生き物実験室があり、テーマごとにプロの水族館飼育員による解説も聞けるそうです!
水族館なのに、地上の生物に出会いました!!
動物の「進化」の軌跡!!

ハリモグラの部屋

ハーリーモーグーラ~!
ハリモグラは哺乳類なのに卵を産むって知っていましたか?

哺乳類への進化の途中といわれている珍しい動物なのです!
かわいいかった~!
触ってみたいけど。。
とげは痛いんですかね?(^^;)
抜けたとげが実際に触ることができますよ♪




カメレオン、見事なシンクロ!全部探せるかな~?
さて、いよいよご対面の時間が近づいて参りました~!!皆様、準備はよろしいですか??



シーラカンス SHOW!
どーーーーーーーーーん
もういっちょ!
どーーーーーーーーん


迫力が半端ないです。
絶滅危惧種という言葉はよく聞きますが、その上の絶滅寸前種となっているため、うろこの1枚でも輸出入が厳しく制限されているほど希少な生物なのです。
ワシントン条約に指定されていて、通常はこのように展示してあるものを見ることは難しいそうです!保有許可を取るのに十数年以上もかかったそうです(>o<)
ここではシーラカンスは全部で5体あり、冷凍保存されているのが2体。
世界でも類をみない希少なもので、海外からも学者、水族館関係者が毎週の様に視察に訪れるそうです!
沼津に住んでてラッキー!いつでも行けますよ♪

同フロアには、まだ謎に包まれているシーラカンスの生態を映像で学べたり、展示されている論文を読むこともできます。

新しいことを学んだ私たちスタッフ一同「へぇ~へぇ~」ボタン連打していました。(あれ?このネタ古いですか?)
観て楽しみ、学ぶことができます。

また、展示している魚も、定期的に入れ替えて、何度来ても新しいものが観れる
面白い水族館です!と館長さん。

まだご覧になっていない方は、ぜひ!遊びにいってみてくださいね!

最後に、一つの市に、水族館が3つもある所って日本全国で沼津ぐらいなんだそうです。
考えてみれば多いですよね?すごい!!

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