2012年5月21日月曜日

朝競り見学@ 沼津港

5月15日(火)朝4時に起床。
眠いです…。


沼津港の朝競り見学の為、朝5時に沼津魚市場INO前に集合です!!

天気はあいにくの雨。もう5月なのに寒い(>o<)

沼津魚市場の方に案内され、今回だけ特別に許可を頂き、1階で見学させていただきました。
普段は、2階の見学用通路から自由に見学ができます!
この日は長野県から中学生が見学に来ていました。 
        


INOでの競りは、5時45分から始まります。
それまで、紺色とピンク帽子、黄色いプレートがついている帽子をかぶっている人が1階で下見をしているようです。

紺色ピンク帽子→仲買人で、競りをする権利がある人。
黄色いプレート帽子→買付人、小売り業の人。競りをする権利はなく、仲買人を経由して入荷をします。
赤帽子、赤ジャケット→市場の従業員で、売り子として競りを仕切る人です。

衛生管理も徹底しています。長靴に履き替え、手洗い、長靴洗浄をします。
1階の出入り口の全てに手足洗い所が完備されています。

競りに並ぶ品々は、様々で、沼津港で水揚げされたもの、トラックで各地から陸送されたものがあり、さらに、トロール漁で水深200m~300mから捕れた深海魚などもあります。
沼津港での水揚げ1位を誇るサバをはじめ、いか、エビ、ヒラメ、鯛、アジ、マグロなどなど、名前が覚えきれないほどです!!

まさに、さかな、さかな、さかな~♪ 「おさかな天国」です。懐かしい。(笑)



いけすに入っているのは、活魚。生きたまま競りにかけられます。

たまごを産んでいます!!

深海魚は気圧の変化で陸上では水中で浮いてしまいます。
競りが始まりました!
威勢のいい声が市場内に響きます。



キロ単位で入札、落札されていきます。
休んでいる暇もなく、テンポよく競りが進んでいきます。
鮮度がよく、質のいいものを仕入れようとプロ達の眼が光ります!

魚をじっと見つめていると、「これは~だよ」と丁寧に教えてくださる方もいらっしゃいました!
優しいです!
お忙しい中、ありがとうございます!!(>_<)


入札したものは、仲買さん達が写真上の紙を貼っていきます。
2階見学通路に展示されているのでご覧ください。


INOでの朝競が終わった頃、第二市場でも競りが始まると聞いて、特別に見学をさせて頂くことになりました。
注)一般の方は入場できません。

私たちが向かった時にはまだ競りは始まっておらず、水揚げされたものが選別をされている最中でした。
水揚げの様子も生で見ることができて感動!
水揚げされたばかりの魚

魚を大きさで選別していきます。

Wow!!!サメ!
おいしそう。。マグロ
う~~~赤マンボウ!












第二魚市場では上のような魚が見られました!特に写真右の赤マンボウが揚がってくるのは珍しいそうです。

海の男たちは朝から元気です!

















朝8時過ぎになると、第二市場で再び競りが
始まります。
INOとは違い、箱も大きく、大量の魚が入っています。










沼津港で揚がったばかり!新鮮そのもの!

箱の中はいったい何匹入っているのでしょうか。。




朝競りも終わり、朝9時。
お腹がペコペコの私たちは、朝ご飯が食べられる食堂に向かいました。
魚市場周辺には、早くて朝5時位から営業している食堂がいくつかあります。
余談ですが、沼津で夜遊びをした後に、沼津港で朝ご飯を食べに来る人は少なくないようです。


アジのなめろう丼
かき揚げ丼
ネギトロ丼











朝からちょっと贅沢な気分です。
早起きしたかいがありました。

味噌汁を飲んだ瞬間、「日本人でよかった。」
と感じます。


美味しくいただきました!ご馳走様でした☆







今回改めて感じたことは、ちょっと歩けば近くに海があり、磯の香りを感じる。
それが当たり前だと思っていましたが、そうではない地域だってあるんだなぁ。ということ。
見学に来ていた長野の中学生を見て感じました。
競り終了後、片付け作業を体験する中学生


海の幸溢れる駿河湾に囲まれた沼津に生まれて本当に幸せだ~♪と思えた今回の取材でした☆

1 件のコメント:

  1. とても活気があるんですね〜
    磯の香りが漂ってきそうです。
    2Fからの見学は自由なんですね!

    …仲買いさんのピンクのバンドがどうしても「2700のツネ」を思い出してしまいました(〃▽〃)

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